2024年3月でAEWとの契約を満了するマット・ハーディー。
2020年にAEWへ入団し、経験豊富なベテランとして様々な立場で団体に貢献してきた彼ですが、弟ジェフ・ハーディーとのタッグチーム「ハーディーズ」は一度もAEW世界タッグ王座を獲得できず、最近は出番も限定的になっています。
自身のPodcast番組の中で、彼はAEWとの再契約交渉の状況や、AEWでの活動について次のように語りました。残留の可能性はあるものの、自分の価値を最大限に活かすことを何よりも重視しているようです。
俺は契約交渉の最中にある。俺は、どの団体で働く時でも誰よりも熱心に団体のために尽くす。それがソーシャルメディアでの会社の宣伝であれ、会社が提供する全ての良い点を思いっきり宣伝することであれ、だよ。
俺はAEWが好きだ。俺の個人的なキャリアや俺たちがしていることのすべてに満足しているわけではないが、AEWという団体が好きなんだ。
なぜなら、AEWはプロレスにとって非常に重要な存在だから。プロレスという世界では、すべてを支配する一つの巨大な団体があればいい、というわけじゃない。競争が必要だ。
競争はプロレス界全体を繁栄させてくれる。これからのプロレス界を担う若い子たちのためにも、競争は必要不可欠なんだよ。AEWが成功し、繁栄することを、俺は望んでる。
交渉はまだまだ続くし、物事を見極めているところだ。トニー・カーン社長は俺のことをよく気にかけてくれている。良い上司だと思うよ。
しかし、最終的に、次に何をするかを決めるには、俺自身が幸せであり、仕事の内容に全面的に満足していることを確認することも必要だ。マットとジェフのハーディ兄弟には、今も大きな価値がある。ネット上ではそう見えないかもしれないね。申し訳ない。でも、ソーシャルメディアは現実を反映しているわけじゃないんだ。
マット・ハーディ、ジェフ・ハーディの2人は、特にハーディーズとして一緒にいる時に最も価値を発揮できる。2人とも価値のある存在だ。俺は、自分の能力と価値を最大限に引き出し、活用したい。
(Fightful)