ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)がヒールとしてコーディ・ローデスとセス・ロリンズに牙を向くようになってから、彼がPGレイティングの枠を飛び越える言動を取っていることが話題になってきました。
PGレイティングは、ファミリーで視聴することを意図したテレビ番組の内容を規制するレイティングで、暴言や流血などの暴力的なコンテンツは制限がかかります。しかし、ロック様はAttitude Eraのような暴言を繰り返しているほか、コーディを大流血させるというショッキングなシーンを生み出しました。
クリエイティブの責任者を務めるHHHは、ロック様がPGレイティングの限界を押し広げていることについて、ローガン・ポールのPodcast番組へゲスト出演した際に彼なりの意見を述べました。
ザ・ロックが何かを言う時、彼の立場や、彼が外部からやってきた「破壊者」であるによって、自由に行動する余地があるんだよ。制限なんて気にしないだろう。
彼の行動が衝撃的なのは、最近のWWEでは一般的ではなかった行為に及んだからだ。コーディは頭部から流血した。衝撃だよね。正しいシナリオでそれが起きた…ということが、より強力で意味深いものにしたと思う。
そういうことがいつでも起こるような番組だったら、あの流血事件を誰が気にしただろう?重要なのは、哲学の変化じゃなく、「必要な時にトリガーを引く」ということ。こういった行為がちゃんと意味をなす時に限って、それを実行するという規律だ。
AEWでは流血が珍しくありませんが、WWEでは「理にかなったタイミング」でだけ切り札のようにPGレイティングの枠を飛び越えるのでしょう。
(Wrestling Inc)
あわせて読みたい
AEWがAll InでのCMパンク&ジャック・ペリーの喧嘩の映像をテレビ放送へ
2023年8月、AEWは8万枚を超えるチケット売り上げを記録したイギリス大会All Inを開催しました。 このバックステージで、CMパンクとジャック・ペリーが大喧嘩し、2人のキャリ...
【WWE】コーディ・ローデスがスートリーを終わらせる!ジョン・シナやザ・ロック、アンダーテイカーが乱入
レッスルマニア40、第二夜のメインイベントとして行われたコーディ・ローデスとローマン・レインズのシングルマッチ。 コーディは、レインズに勝って統一王座を獲得し、父ダスティ・ローデス...