ここ最近のAEWで起きている事件について、ケビン・ナッシュは納得していません。
ナッシュが問題視しているのは、The Elite(ヤング・バックス、オカダ・カズチカ、ジャック・ペリー)がトニー・カーン社長に暴行を加えた件と、ウィル・オスプレイがWWE・HHHを批判した件。それぞれについて、彼は独自の意見を述べています。
The Eliteによるトニーの暴行については、トニーがAEW副社長であるヤング・バックスを解雇しない限り「意味がわからない」と指摘。唯一の方向性は、トニーがヤング・バックスとペリーを解雇することだ…と彼は考えています。
また、HHHがインタビュー中に語った内容を「自分への皮肉だ」と理解したオスプレイがDynamiteの放送中にHHHを批判したことについて、ナッシュは次のように語っています。
上司の妻に向かってたわごとをぶつける勇気があるなら、そして仕事を求めて現れる勇気があるなら、彼が投げつけてくるものは何でも受け止める勇気を持たなければならない。
すべてがワークだ。そのスタイルでは彼は特別な才能なのか? 絶対にそうだ。ウィルにはこのビジネスに居場所があるのか? 絶対にある。HHHは彼の名前を出さなかった。批判される筋合いはないんだ。オスプレイがインディ的な男だから、ああいうことになった。それが、彼がWWEへ移籍しなかった理由だ。彼はビジネスに精通していない。ジェイド・カーギルはビジネスを理解しているよ。賢かった。ジェイドを見てみろ。
スマックダウンを少し見て、AJを見たんだが、オスプレイはもっと体を鍛える必要がある。誰も自分の体を大切にしているように見えないから、みんなインディーの連中のように見えるんだ。彼は30歳になったばかりだ。そうだろ?頼むよ。
こうした発言に対し、トニー・カーンは最新のインタビューで反論しました。
ケビン・ナッシュは偉大なレスラーだったと思う。でも、彼のプロレスに対する意見には同意できないかもしれない。
ウィル・オスプレイについての彼の意見には、まったく同意できないね。あの発言に触れないわけにはいかない。俺は、ウィル・オスプレイは世界で最も優れた若手レスラーの一人だと思っている。AEWにウィル・オスプレイがいることを本当に幸運に思う。彼は毎週来て一生懸命働き、素晴らしい試合をしている。[…]ケビンによるウィルへの批判や、彼の現在のプロレスに対する意見には、必ずしも同意できないね。
(WrestlingNews.co)