90年代にカルト的人気を誇ったECWは、WWEやWCWとは異なるメンタリティを持つ団体でした。
ポール・ヘイマンが率いたフィラデルフィアのこの団体は、他団体ではなかなか見られないスタイルの試合やストーリーでファンからの熱狂的支持を集めました。その功績は現代のプロレスにも受け継がれています。
ECWで活躍したダッドリー・ボーイズのブリー・レイ(ババ・レイ・ダッドリー)は、Busted Open RadioでECWのメンタリティを以下のように説明しました。
当時のメンタリティは2語で表せる。わかるか?「Fuck You」だよ。そう、それが俺たちの気持ちだった。自分たちが本当に革命を起こしていると信じていたからね。本物の革命を……。そして、実際、俺たちは革命をやってたんだ。
ポール・ヘイマンは素晴らしいリーダーだったよ。俺たちがWWEやWWEを憎むように仕向けていたのは彼だからね。奴らは敵だったのさ。ポールが奴らを敵として描けば描くほど、俺達はもっと必死に戦うようになった。ECWのレスラーの中で、団体のために戦う準備ができていない人なんていなかったよ。
(eWrestlingNews)
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