2024年3月以降、姿を消しているリッキー・スタークス。
ファンからの人気も高い彼が欠場している背景には謎が多く、様々な情報が飛び交っています。少なくとも怪我をしているわけではなく、彼自身「AEWが俺を起用しない理由がわからない」と発言しています。
欠場に入る前の彼はビッグ・ビルとのタッグチームで活躍し、AEW世界タッグ王座を保持した時期もありました。タッグでの活動は評判が良く、2人も楽しんでいたようです。
Fightfulによれば、あるAEW関係者は「スタークスはテレビ番組出演についての提案を断っている」という噂がある程度正確だと主張しているそうです。その一方、別の情報源は「彼が断った提案は、ビッグ・ビルとの分裂と確執だけだ」と主張しているとか。スタークスは、ビルとのタッグチームの活動を終了するにあたって、「喧嘩別れではビルのためにならない。友好的な別れが必要だ」と考えていたといいます。
また、Fightfulは、スタークスが自身の起用法に不満を持っていたことも報じています。
2023年のAll Inで彼が試合に出場しないことになったため、AEWはファンからの反発を懸念して彼の出場停止のストーリーラインを実行しました。その当時の彼はタッグとしての活動を望んでおらず、All Outでブライアン・ダニエルソンと対戦した後のフォローアップがないことに不満だったとか。また、彼は2023年の夏が自身の起用法の転換点だったと考えており、CMパンクの退団後に勢いが失速したと考えているといいます。
AEW内部では、「スタークスがWWEへ行きたがっている」という認識が広まっているといいます。WWEのトップスターとして活躍するコーディ・ローデスとの間には特別な絆があり、WWE移籍後のコーディのビッグマッチに駆けつけてサポートしていることは広く知られています。また、2023年11月にWWEへ移籍したパンクはスタークスの才能を非常に高く評価しています。
今やAEWからWWEへレスラーが移籍するのは珍しくなくなりましたが、彼の場合はどうなるのでしょうか?AEWにいつ復帰するのか、今後のキャリアはどうなるのか…。注目です。
(WrestlingNews.co, Fightful)