2025年末に行われるジョン・シナの引退試合。21世紀のWWEにおける最大のスターである彼の最後の試合は、これまでにないほどの注目を集めることになるでしょう。
現時点で対戦相手は不明ですが、以前の報道ではグンターが候補に上がっているとされています。ベビーフェイスターンにしたシナに必要なのは、超極悪なヒール。現在のWWEでは、グンターこそ最適な相手に見えます。
このような噂が流れる中、WWE殿堂入りレスラーのババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)は、名物番組Busted Open Radioでシナの引退試合への意見を語りました。
俺は伝統主義者だ。シナは負けるべきだと思う。ジョン・シナの最後の試合で、勝つことで将来に最も恩恵を受ける選手は誰だと思う?WWEに本当に「大悪役」はいるのか?グンターをヒールとして描くのか?ローガン・ポールのように「ただ殴りたい嫌な奴」ではなく、本物の悪役にするのか?そこだよな。
また、共同ホストのデイブ・ラグレカが「シナは勝利で有終の美を飾るべきだ」と主張したのに対し、レイはこう返しました。
シナなら、負けても大歓声で称えられるよ。最後の夜は地元マサチューセッツ州のボストンになるらしいし、シナがピンを取られたとしてもファンは気にしないだろう。むしろ敗戦することで相手をスターにできる。シナが勝って引退を祝われても、誰の利益にもならないだろ?
グンターのようなヒールが勝てば、その後の行動でさらに悪評を高められる。例えば、握手を拒否するとかね。それだけでファンからの強烈な反感を買えるのさ。
シナの引退試合は、伝説的なキャリアを称える舞台となるのか、それとも次世代のスターへバトンを託す場になるのか。注目です。
(Wrestling Inc)
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