WWEとの契約を満了したダイジャックには、AEWのトップレスラーであるケニー・オメガとの確執の噂がつきまとってきました。
すべての始まりは2019年。設立したばかりのAEWでは、所属レスラーたちがWWEへの挑発や批判を公言することが珍しくありませんでした。その中で、ケニーはNXTのロースターを批判。これにダイジャックが反発し、「かつて、俺はPWGでケニーよりも優れた活躍をした」と言い返したのです。
Fightfulによる最新のインタビューで、ダイジャックはケニーとの確執の噂や、「彼はAEWを嫌っている」という噂について、次のように語りました。
俺がAEWを嫌っていて、WWEのしもべだった……という、変なことを考えている人がたくさんいる。そんなことはないよ。俺はNXTの一員だった時、非常に守りの姿勢を取っていた。皮肉なことに、今やAEWの大部分がそうだけどな。
誰かがNXTの悪口を言えば、俺は必ず言い返した。自分自身や周りの仲間を守ろうとするのは当たり前だろ。
ROHとBlack & Gold時代のNXTにいた時に、AEWのロースターのうち、おそらく80%とは試合してる。ほぼ全員と仕事をしたことがあるんだ。彼らはみんな、俺の友達だよ。AEWという考えに反対したことは一度もない。
俺の知る限り、ケニーと俺の間に敵意はない。2019年に起きた出来事は、彼が最初に仕掛けたんだ。ワークかシュートか分からないし、どちらでも構わないけどさ。彼は俺が所属してたNXTのロースターを批判してた。だから俺も言い返した。俺はそういう男だ。
ビンス・マクマホンが俺を批判しても構わない。ケニーに対して言ったことをビンス・マクマホンにも言うだけさ。誰かが俺に文句を言えば、いつだって自分を守る。積極的にやるよ。
ケニーとAEWの他の皆に対しては最大限の敬意を払ってる。それ以外のことは言ったことがない。彼は世界最高のレスラーの一人で、俺は彼やコーディ、AEWを作った全ての人を尊敬してる。この考えは決して変わらない。でも、争いから逃げることもないってだけだ。
WWEから退団したレスラーは、たいてい「AEWへ入団するのでは」と推測されます。今後、彼はどこへ行くのでしょうか?AEWか、TNAか、それとも…。
(Fightful)