PPV「ALL OUT」で行われたスワーブ・ストリックランドとハングマン・アダム・ペイジによるスチール・ケージ・マッチは賛否両論の的になっています。
AEWではバイオレンスな試合が珍しくありませんが、この試合はその中でも「残虐さ」の点で突き抜けていました。特に、試合終盤にペイジがスワーブの口内に注射器の針を刺すシーンに嫌悪感を抱く人は少なくないようです。
(UN-SANC-TIONED)
What did you expect?
Go where others won’t go pic.twitter.com/oo5hItS92n— The Realest Swerve Strickland (@swerveconfident) September 9, 2024
元AEWで、現在はTNAで活躍するベテランレスラーのマット・ハーディーは、自身のPodcast番組の中でこの試合の「注射器攻撃」に批判的な見解を示しました。
まず第一に、あの注射器が一番目立ってたよね。あれが試合のストーリーの文脈でどのように位置づけられていたのか、よく分からなかったよ。単純な「暴力的な演出」として注射器が使われているように感じたな。
レスラーが試合中にドライバーを手に入れる理由は完全に理解できるんだよ。でも、AEWのリングの下に注射器がある理由って何だ?試合の文脈から外れているように感じたね。ストーリーの一部でもなかったからね。
90年代後半には、狂ったようにステロイドを使っている人がいたからね。注射器へのイメージは最悪だよ。おそらく、俺が注射器に反発する最大の理由はこれだと思うな。
決して平穏な少年期を過ごしたとは言えないブッカーTも、注射器を「多くの人生を台無しにしたものだ」として批判的にコメントしていました。ステロイド以外にも、薬物と結びつくアイテムですからね…。
(Wrestling Inc)