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引退発表のマルコ・スタントが健康問題との戦いを語る。「下手をすると麻痺が残る可能性もあると言われて…つらいよ」

インタビュー

身長157cmのプロレスラー、マルコ・スタント。

インディシーンで注目を集めた彼は2019年にAEWと契約し、ジャングル・ボーイ(ジャック・ペリー)&ルチャサウルス(キルスイッチ)と共にジュラシック・エクスプレスのメンバーとして活躍、2022年に解雇されましたが、2024年7月にAEWへ久々に復帰し、ペリーの持つTNT王座に挑戦していました。

そんな彼は、現地11月1日にSNSで引退を発表。最新のインタビューで、引退の理由が健康上の問題だったことを明かしました。

実は、引退はしばらく前から避けられない状況になっていたんだ。背中に問題を抱えていて、今になってその問題が分かったんだよ。

右の臀部が内側に回転していて、そのせいで尾てい骨が横にズレているんだ。これがいろんな痛みの原因になっている。右足が左足よりも短くなってるんだよ。元々身長が低いのに……。

この状態はどんどん進行していくし、右足の力も完全には出せなくなってきている。ある程度の力は残っているし、早期発見できた分よかったよ。でも、医師からは長期的な健康のためにリングから離れることを進められた。下手をすると麻痺が残る可能性もあると言われてさ……。目が覚めるような思いだったよ。

今は家族もいるんだ。娘もいる。この2年間は、素晴らしいこともそうじゃないこともたくさんあって、まさに激動の日々だった。プロレスラーからは引退するけど、今の生活に満足しているよ。これからの展望も明るいと感じているし、家族と過ごし、娘を育てることに集中しながら、これからもプロレスに関わっていきたいと思ってる。

つらい状況だよ。痛みはずっと続いている。ここ2年は試合から離れていたんだけど、今年復帰してさ。正直、休まずにプロレスを続けていた方が、休んでから復帰するよりも良かったかもしれない。先週も試合があってさ、楽しかったよ!持久力はオチたけど、本当に楽しかった。次の日の朝に痛みを感じたけど、精神的には「まだ続けられるな」と思ってたんだ。

でも、たまたま予約していた診療で、麻痺が残るかもしれないなんて言われてさ。家族にも説明して、みんな理解してくれたよ。家族は俺の試合を見るのが好きだけど、俺の身体も心配してくれているから、むしろホッとしたんじゃないかな。

彼にしかできない形でファンを楽しませてきたスタント。これからもプロレスに携わっていくとのことですので、またどこかで元気な姿を見ることができるはずです。

(Fightful)

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