新団体AEWのベルト「AEW世界王座」。初代チャンピオン決定戦はクリス・ジェリコと”ハングマン”アダム・ペイジによって争われ、海千山千のベテラン・ジェリコが勝利しました。
同王座への挑戦者は既に決まっています。副社長のCodyです。彼は11月9日開催のPPV”Full Gear”で行われるタイトルマッチに出場します。
ただし、タイトル保持者はジェリコとは限らないようです。”Full Gear”開催までの間にタイトルマッチが行われることが明らかになりました。今週10月10日の”Dynamite”で、10月17日に行われる同王座のタイトルマッチへの挑戦権を賭けた試合が行われます(いずれも日本時間)。
このナンバーワン・コンテンダーマッチに出場するのはダービー・アリンとジミー・ハヴォック。2人のダークヒーローのどちらかがジェリコと対戦することになりました。
This Wednesday #AEWDynamite broadcasts LIVE from Boston’s @AgganisArena – 8/7c on TNT
Darby Allin faces Jimmy Havoc in a match to determine who will challenge #AEW World Champion Chris Jericho in Philadelphia on Wed, October 16th pic.twitter.com/bglh112fXI— All Elite Wrestling (@AEW) October 7, 2019
なぜこの2人がコンテンダーマッチに出場するのか?その理由をCodyが次のように語っています。
勝敗の質が要因になるんだ。カレッジフットボールに似ているね。ジミーは”ALL OUT”で行われたスリーウェイマッチに勝利し、私とのシングルマッチを最後まで戦い抜き、”Dynamite”初回放送のダークマッチでレジェンドのCIMAを破った。
CodyがAEW世界王座への挑戦権を獲得したのも、AEW創立以降シングルマッチでの負けがないことが要因になっています。勝ち負けのレコードを重視する姿勢は”Dynamite”の選手入場時にも現れていて、画面に表示されるネームプレートの横に勝敗記録が表示されていました。このスポーツライクさがこれまでのプロレス団体とは異なるポイントです。
10月10日の”Dynamite”で行われる予定の試合は以下の通りです。
- ダービー・アリン VS ジミー・ハヴォック
- クリス・ジェリコ & サミー・ゲバラ VS “ハングマン”アダム・ペイジ & ダスティン・ローデス
- ヤング・バックス VS プライベート・パーティ(AEW世界タッグ王座初代チャンピオン決定トーナメント1回戦)
- ジョン・モクスリー VS ショーン・スピアーズ