PPV・Full Gearでジョン・モクスリーの持つAEW世界王座に挑戦するオレンジ・キャシディ。
2019年に旗揚げしたAEWの初期メンバーで、AEWインターナショナル王座を2度獲得。無気力そうに見えるスタイルで熱い試合を披露する彼はAEWトップクラスの人気者で、今回のモクスリー戦ではAEWを代表して極悪人と戦うことになります。
ファンからの確固たる支持を得続けてきた彼ですが、団体のトップベビーフェイスになることは彼が望んでいた役割ではなかったそうです。最新のインタビューで、彼は今の地位やモクスリー戦への意気込みについて次のように語りました。
それは俺の目標でもなければ、望んでいたことでもない。AEWでの自分の役割に満足していたんだ。試合も、与えられる場面も楽しんでいた。それで十分満足だったのさ。でも、人間というものは、少し満足してしまうと…同じことを続けていると、少し変化が欲しくなる。
俺は計画を立てたり、先のことを考えたりするタイプではない。普段は、自分に向かってくるものに対応するだけさ。2年前には、インターナショナル王者になれるとは思ってもいなかった。でも、そういう機会が訪れて、状況に応じて対応した。それだけだよ。そして今は、たくさんのパンチを受けている。
俺がモクスリーたちに立ち上がった理由は、おそらく、俺しか残っていないからだろう。多くの選手が怪我をしていたり、他のことに対処していたりしてる。
AEWで生まれたレスラーとして、これは重要なことだと思うんだ。他のメジャーな団体から来たレスラーがたくさんいますが、俺にはそうした経歴がない。メジャーな団体との契約なんて、一度もなかった。AEWは俺がスタートを切り、今の自分を築くことができた場所だ。
初期メンバーで、AEWで経験を積んできたレスラーがこういう機会を得ることは、とても特別なことだと思う。そのことを誇りに思っているし、俺のような選手がこういうポジションに置かれ続けることは非常に重要だと考えているよ。
(Fightful)