WWEを世界規模の団体に成長させてきたビンス・マクマホンのいない、初めてのレッスルマニアだったレッスルマニア40。
2024年に開催されたこのショーでは、コーディ・ローデスがローマン・レインズを倒して統一王座を獲得。新時代のWWEの主人公に名乗りを上げました。ショーの中心を担ったのは、ビンスの手腕によってスターへと成長した選手たち。HHH時代のWWEを牽引する彼らにとって、レッスルマニア40は非常に重要なものでした。
第一夜でメインイベンターを務めたセス・ロリンズは、最新のインタビューでレッスルマニア40がいかに重要なショーだったかを語りました。
レッスルマニア40は、ビジネスを次の段階へと導いた瞬間だった。HHHが完全に采配を振るった初めてのマニアで、自分もその重要な一部だったと感じているよ。WWEの新時代の幕開けを告げたんだ。ビジネスは好調で、ラスベガスでのレッスルマニア41はさらに大きくなるだろう。
WWEのすべてが新鮮に感じられる。ここまでの10年は、この段階に到達するための本当の戦いだった。レッスルマニア40の2日目の後、重荷が肩から下りたような解放感があったな。「すべてを一人でやらなければ」とか「自分が前に進めなければ」という重圧から解放され、大丈夫だと感じられるようになった。
ここ数年、自分自身にも何度も問いかけてきた。フィラデルフィアでのレッスルマニア40以降、これまでに経験したことのない形で達成感を感じているんだ。明日引退しても、やりたいことはすべてやり切った気がするよ。
とはいえ、健康でいることや、幸せでいること、仕事と家庭のバランスを取ることを心がけている。次の目標だけを追い求めるのではなくてね。
もちろん毎年、レッスルマニアのメインイベントに立ち、業界最大のスターになることを目指している。それへの執着がなくなったら、引退時期かもしれない。今はまだその思いはあるけど、以前ほどの執着はないんだ。
(Wrestling Inc)