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WWE関係者が「WWE ID参加レスラー」に対する誹謗中傷・部族主義を激しく批判。「お前ら、人生を見直せ。どれだけ惨めなんだ」

インタビュー

プロレスファン同士の争いはプロレスにつきもの。別の団体を応援するファン同士がSNSで喧嘩するのはよく見る光景です。

しかし、そうした言い争いが行き過ぎると、特定の団体を盲目的に支持し、他団体を敵視する「部族主義」的な荒らし・誹謗中傷に発展することも少なくありません。こうした傾向に対し、現場で働くレスラーやスタッフたちは常に批判的です。

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先日、インディシーンで活躍するレスラーたちにWWE入団の道を開くプログラム、WWE IDに参加している21歳のザイダ・スティールがGCW・No Compadreに出場し、AEW所属のメーガン・ベーンと対戦することが発表されました。この後、主にスティールに対する誹謗中傷がX上で目立つようになり、その中には「負傷しろ」という行き過ぎた投稿もありました。

この騒動を受け、HHHの側近としてWWEのバックステージで活躍し、WWEの育成番組として復活するEvolveを率いるゲイブ・サポルスキーが厳しい意見を投げかけました。

普段こういう話題には触れないが、今回は言わせてもらう。今週の水曜にはツイートを非公開にする予定だ。だが、若い才能が「違う派閥」の選手と試合をするだけで、怪我しろだの最悪なことを言われるのを聞いてしまった。

 

こんなことをする奴ら、本当に人生を見直したほうがいい。どれだけ惨めなんだ? 誰かのツイートがネガティブだったら、俺は「こいつは不幸な人生を歩んでいるんだろうな」と思うだけだ。エネルギーをもっと自分の人生を変えることに使えよ。

 

それから言っておくが、プロレス業界で働くプロの人間で、こんな部族主義を気にしている奴は一人もいない。ゼロだ。好きなプロレスを楽しめばいいんだよ。プロレスは音楽のような芸術だ。正解も間違いもない。自分が楽しめるものが正解なんだ。

 

みんなが自分の好きな道を進めばいい。お前に誰かを呪う権利なんかあるのか? それに、世の中にはプロレスの「派閥争い」なんかより、もっと深刻な問題がたくさんある。そのエネルギーをそっちに向けろよ。

 

この騒動の後、スティールは一時的にXのアカウントを削除しました。WWE ID参加レスラーとAEW所属レスラーが対戦するというだけで誹謗中傷が起こるのは異常なことです。ファン同士の言い争いはプロレスにつきものですが、このレベルの部族主義は是正されて叱るべきでしょう。

(Inside The Ropes)

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