【WWE】「Wyatt Sicksが失敗したのはクリエイティブ陣のキャパシティ不足が原因だ」マット・ハーディーが分析

WWEインタビュー

故ブレイ・ワイアットの意思を受け継ぐ怪奇派ユニットWyatt Sicksのメンバーたち(アンクル・ハウディ/ボー・ダラス、エリック・ローワン、ニッキー・クロス、ジョー・ゲイシー、デクスター・ルミス)は、先日の人員整理によりWWEから解雇されてしまいました。

2024年の衝撃的なデビューの後、彼らの活動は「期待外れだった」と評価されるのが一般的なところでしょう。魅力的なユニットだったことは間違いありませんが、ブッキングに恵まれたとはなかなか言えません。

元WWEのマット・ハーディーは、彼らが失敗した原因を分析し、その一つに「WWEクリエイティブ・チームのキャパシティ不足」、つまり彼らの方向性について考える時間が不足してしまったことがある、と指摘しています。ワイアットのレガシーが正当に称えられることはなく、彼らをデビューさせた後は「どう扱っていいのかわからない」状態が続いてしまった……というのが、マットの見立てです。

何よりもまず、彼らのデビュー時にはワイアットが称えられていたと感じたよ。あれは間違いなくブレイ・ワイアットへのラブレターだった。それに、彼らがタッグ王座を獲得してある程度の成功を収め、当時は成功したユニットと見なされていたことは、彼らにとってプラスになったと思う。

 

でも、最終的に全てが終わってみると、ただただ尻すぼみになってしまった。クリエイティブ陣が彼らをどう扱えばいいのか分からなかったという感じだね。彼らを新しい方向や別の方向へどう導けばいいのか、彼らを使って何をすべきかが分かっていなかったんだ。もちろん外から見ているだけの印象だし、内情は分からないけど、ああいうものを扱うのは難しい場合があるからね。

 

ああいうユニットを扱うなら、多くの時間と思考を注ぎ込まなければならないと思うんだ。もしかしたら、クリエイティブを担当している人々にとっては、熟考する時間が足りなかったのかもしれないね。キャパシティオーバーになっていて、それを行う余裕がなかったのかもしれないね。

彼はまた、通常のプロレスの枠組みを超えて活動するキャラクターを長期的に機能させるために、クリエイティブ面で何が必要かについても考察しています。

ああいう特別なユニットには特定の扱い方をしなければならないから、多大な時間と思考、そして労力を注ぎ込まなければならないんだ。無敵であってはならない。もし自分が無敵のキャラクターであり、いかなる点でも隙がないなら、それは決して機能しない。弱みを見せる必要があるんだよ。それが同情を集める唯一の方法だからね。

 

要するに、ファンが「これからどうなるんだ?」という疑問を抱かなければならないんだ。サノスみたいに指を鳴らして相手が死ぬような存在であってはいけない。ある程度は弱くなければならない。そしてそれは、最終的にはThe Fiendとしてのワイアットが抱えていた欠陥でもあったんだよね。

彼は、Wyatt Sicksのメンバーたちが全力でこのユニットに取り組んだことを高く評価し、彼らにエールを送っています。この経験が彼らのキャリアをより良くする糧になるといいのですが…。

(WrestlingNews.co)

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