WWEで活躍する選手たちの一部には、正式なリングネームに「ニックネーム」がついている場合があります。しかし、そのニックネームの扱いに変化があったようです。
最近、WWEの公式サイトで公開されている選手プロフィールから、一部選手たちの「ニックネーム」が削除されています。例えば、セス・ロリンズの場合、これまでは「セス“フリーキン”ロリンズ」と紹介され、実況でもその名前が使われてきましたが、現在の公式プロフィールからは「フリーキン」が削除され、「セス・ロリンズ」のみの表記になっています。
また、”ダーティー”ドミニク・ミステリオは「ドミニク・ミステリオ」のみに、”ビッグ”ブロンソン・リードも「ブロンソン・リード」のみの表記になっていることが確認されています。
(引用:WWE)
ニックネームが削除された理由は明らかになっていませんが、もともと一部のファンは「ニックネームは不要だった」と考えていたため、概ね好意的に受け入れられているようです。
プロフィールにニックネームが追加されたのはビンス・マクマホンの判断でした。しかし、ニックネームの受け止め方は人それぞれ。2025年初のインタビューで、セスは「フリーキン」の由来や「いつもフリーキン付きで呼ばれることの苦痛さ」を語っていました。
フリーキンのニックネームは、あのおやじ(ビンス)のアイデアだよ。なぜかは覚えてないけど、「セス・ロリンズだけじゃつまらないから、セス“フリーキン”ロリンズにしよう」ってことになったんだ。まあ、Tシャツはたくさん売れたけどな。
でも、一番きつかったのは、どんな場面でも“フリーキン”をつけて呼ばれ続けたことだ。実況でも、どこでも毎回な。だから、最初にチャンスが来たときに「もう少し抑えてくれ」って頼んだんだ。
俺が紹介されるときに使うのはいい。でも、普段の会話では「セス・ロリンズ」だけで十分だろ? 誰も毎回”ザ・トライバル・チーフ”ローマン・レインズとか”ザ・ヒットマン”ブレット・ハートなんて言わないじゃないか。
(Inside The Ropes)
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