健康問題に苦しみ、一時はホームレス寸前に追い込まれたアブドーラ・ザ・ブッチャーが、自力で立ち上がった…。その奇跡を生んだのは、あのダイヤモンド・ダラス・ペイジ(DDP)が手がける「DDPヨガ」でした。
DDPは、自身が開発したDDPヨガにより、多くのレジェンドレスラーたちの人生を立て直してきました。その代表的な例が、ジェイク・ロバーツやスコット・ホール。アルコール依存や薬物乱用により身体を壊してしまったプロレスラーたちの回復に大きく貢献してきました。医師から「二度と歩けない」と宣告された退役軍人を走るまでに回復させたことを題材にした動画が大きな反響を集めたこともあります。DDPヨガは偉大です。
そんなDDPが近年支援しているのが、2007年に脊髄梗塞を患い、長らく車椅子生活を送ってきたレックス・ルガーです。DDPとのリハビリによって、ルガーは自力で立ち上がるまでに回復。そのタイミングで、彼の2025年WWE殿堂入りが発表されたことも話題を呼びました。

ブッチャーの過酷な状況と回復
そして、最近の彼はアブドーラ・ザ・ブッチャーも支援しています。世界中で大活躍し、日本でも絶大な人気を誇ったレジェンドですが、近年は健康状態が悪化し、車椅子生活を余儀なくされていました。また、金銭面でも苦境に立たされ、ホームレス寸前の状態に追い込まれていました。2024年には、そんな彼を救うためのクラウンドファンディングもスタート。クリス・ジェリコらが支援していました。

しかし、ブッチャーを介護する人物がFacebookに投稿した動画によれば、ブッチャーはDDPのおかげで自力で立ち上がり、腕を上げ、服を着ることまで可能になっているといいます。動画の中でブッチャー本人もDDPやジェリコらの支援に対し、深い感謝の言葉を述べています。
WWE Hall of Famer Abdullah the Butcher can stand up now, thanks to DDPpic.twitter.com/Bs3nnpZwSe
— WrestleFeed (@WrestleFeedApp) March 22, 2025
DDPは今後も困難に立ち向かうレスラーたちを支援し続けることでしょう。DDPヨガは偉大。本当にすごい…。
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