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【AEW】「もう試合はできないかも。それも受け入れる」ブライアン・ダニエルソンが完全引退の可能性を語る

インタビュー

プロレスの歴史に名を残すブライアン・ダニエルソンは、2024年10月のPPV・WrestleDreamでのジョン・モクスリーに敗れてAEW世界王座を失い、フルタイマーとしての活動から引退。再びリングへ上がることに前向きだった時期もありましたが、今はそうではありません。

ブライアンのキャリアにおいて、「引退」の2文字は非常に重いものです。WWE時代の2016年には、度重なる脳震盪が原因で引退に追い込まれ、2018年になんとか復帰。2021年にAEWへ移籍した後もトップレスラーとして活躍しましたが、激しい試合に負けることを厭わない姿勢を貫いた結果、首にダメージが蓄積し、2024年は首の状態が悪いまま活動を続けていました。

現役時代は、「フルタイマーとしての活動を終えた後は、年に1~2回のペースでリングへ上がり続け、テリー・ファンクのように長くキャリアを続けたい。それほどプロレスが好きだ」と語っていたブライアン。しかし、家族との時間を優先したい、健康を第一にしたいという気持ちが、現役続行の判断に影響しています。

2025年夏に開催されるAll Inテキサス大会のチケット販売イベントに出席した彼は、Fightfulのインタビューに応じ、今後のキャリアについて率直な思いを語りました。もう二度と試合ができなくても受け入れる…。

今の俺の最優先は健康だ。レスリング復帰の可能性は五分五分くらいだと思ってる。

 

正直、首の手術は受けたくない。過去に手術を受けたけど、その後遺症で上部の脊椎に影響が残った。だから、もし手術なしである程度快適に生活できるなら、もうレスリングできなくてもその代償は受け入れられると思ってるよ。

 

もう一度手術してリングに戻れる可能性もある。でも、それで一生体に問題が残るリスクがあるなら…その価値があるかは微妙だな。十分にいいキャリアを歩んできたと思ってるからね。

AEWは「今後もブライアンと共に歩みたい」と考えており、ブライアンもAEWとの関係を断つつもりはありません。両者の契約は2024年夏の時点で満了しており、現在も彼はフリーエージェントのまま。今回のイベント参加によりAEWと再契約したのでは?という噂もありましたが、ブライアン本人が「トニー・カーン社長に呼ばれただけ」と否定しています。

プロレス史上最高のレスラーの1人として、世界中からリスペクトを集めるブライアン。彼の今後のキャリアはどうなっていくのでしょうか?当サイトでは今後も彼についての情報を取り上げていきます。

(Fightful)

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