プロレス界で成功を収められるのは一部のレスラーだけ。どの団体でも、厳しい生存競争が繰り広げられています。
2019年に旗揚げしたAEWの初期メンバーで、AEW世界王座を4度戴冠したジョン・モクスリーは、誰よりもAEWの未来、プロレス界の将来のことを考えて行動するスターレスラーの一人です。現在はDeath Ridesの仲間たちと過激に暴れまわっていますが、「AEWをより良い団体にしたい」という熱い思いがその根底にあります。
最新のインタビューで、彼は若手が抱える葛藤や可能性の未開花に強い懸念を抱いていることを明かしました。才能を発揮できず、成功できないままAEWから去ってしまったり、キャリアを終えてしまう若手がいるかもしれない…。そんなことを考えると、夜も眠れなくなってしまうといいます。
俺なんか、ロッカールームに引っ込んでてもいいし、ホテルに戻って姿を隠すこともできる。いなくても成立するんだ。でも、あえてここにいる。
だから言いたい。自分を信じて飛び込んでこい。俺が夜眠れなくなるのはさ、数年後に「あいつ、結局自分の可能性に気づけなかったな」って思い返す時なんだ。プロモーターや上の連中が気づかないことも多い。でもな、それが逆に原動力になって「史上最高の存在になってやる」って突き進む奴もいるんだ。
まず、自分が自分を信じることが大事だよ。自分が持ってる力、何ができるかを自分自身で認めないといけない。
今の世の中、自分が何者か、何ができるかってのを他人に教えてもらうのを待ってる奴らが多すぎる。スマホで他人の意見読んで、加工された写真を撮って、それを見て「これが現実だ」と思ってる。
現実ってのは歪められてるし、ねじ曲がってる。AEWはまだ生まれたばかりの団体だ。だからこそ、「こぼれ落ちる存在」が出るのが一番怖い。
みんながトップに行けるわけじゃない。それは分かってる。だけど、できる限り多くの人間にチャンスを与えたいし、成功への道を作ってやりたいんだよ。
これほどまでに若手への熱い思いを持っているレスラーはそう多くないかもしれません。AEWのエースとして、モクスリーはこれからも団体の成長に尽くしていくでしょう。
(Fightful)
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