WWEのトップスターの一人として活躍するドリュー・マッキンタイア。彼にとって、90年代の大スターであるブレット・ハートはヒーローです。
スコットランド出身のマッキンタイアは、最新のインタビューでブレットへの愛、ブレットの凄さを語りました。海外ファン、特にヨーロッパのファンにとって、ブレットは愛される存在。子供の頃だけでなく、自分自身もプロレスラーになった後も、マッキンタイアはブレットの凄さを強く実感するようになったといいます。
5歳、6歳、7歳の時点でも、なぜ彼に惹かれてたかはうまく言えなかったけど、アルティメット・ウォリアーみたいな派手なキャラよりも彼の方が魅力的だった。自分がプロレスを学び始めて、この業界を理解するようになると、彼の価値がもっと見えてきた。「こんなにストーリーを語れるレスラーがいるのか」って感動したよ。
ディズニー番組やお気に入りのテレビを観るのと同じ感覚で、彼の試合を観てた。ブレットが出てくると、完全に引き込まれてた。あれはもう「試合」というより、「演技」だったよ。
レジェンドレスラーたちは、揃って「ストーリーテリングが一番大事だ」と語ります。その中でも、ブレットはテクニシャンとして持てるスキルのすべてを使いこなし、ファンを魅了していました。

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ヨーロッパの地で、カナダ生まれのブレット・ハートがアメリカのプロレス団体WWEで活躍するのを見ていたマッキンタイア。今は逆の立場となり、世界中で彼の活躍を見て「凄すぎる」と思っているファンは少なくないでしょう。
(Fightful)
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