偉大な父、偉大なルチャドールのレイ・ミステリオと共に活動していたベビーフェイス時代を経て、誰よりも大きなブーイングを浴びるヒール時代へ。ドミニク・ミステリオは、今やWWEのトップスターの一人に成長しました。
2022年に父レイを裏切ってJudgement Day入りした後の彼の成長や活躍は誰もが認めるところ。Judgement Dayの仲間であるフィン・ベイラーとダミアン・プリーストはドミニクの成長をサポートすることに全力を注ぎ、ドミニクにとって2人は継父のような存在です。



現在はヒールとしての活動を心から楽しんでいるドミニクですが、父レイと共に活動していた頃は葛藤も抱えていました。最新のインタビューで、彼は「ミステリオの名を背負いながらヒールとして活躍すること」や、レイと一緒に仕事をした経験が今に活きていることなどを語りました。
ヒールの方が自由にやれる気がする。言いたいことを言えて、ギリギリの線まで攻められる。これはちょっとひどく聞こえるかもしれないけど、親子で会場に来てるファンに「あれ、あんたの親父か?あいつもクズだな」なんて言ってやるのが面白いんだ。
ずっと親父の背中を見てきたけど、俺は「ミステリオ」という名前に違う色を加えたかったんだ。父と一緒にやってた頃はチートみたいなもんだった。30年以上やってるレジェンドが、リングサイドで全部指示してくれてたからね。
でもそこから離れて、自分一人で何ができるのかに気づいた瞬間、まさに「ゲーム開始」って感じだったよ。
ドミニクの幼少期を知るWWEユニバースにとって、彼が今ほどの存在へ成長しているのは喜びでしかありません。今後も会場のファンから滝のようなブーイングを浴びることになるでしょうし、いつかベビーフェイスターンする日が来たら、逆に大歓声を浴びることになるかもしれませんね。


(Fightful)
あわせて読みたい

