レッスルマニア41でウォー・レイダースを倒してWWE世界タッグ王座を獲得したNew Dayのコフィ・キングストンとエグゼビア・ウッズ。通算12度目のタイトル獲得に成功した姿を、ビッグEは複雑な気持ちで見つめていました。
2024年、ビッグEはNew Day結成10周年記念パーティーで2人から一方的に責め立てられ、ユニットから追放されました。首の負傷による長期欠場が続くビッグEは、このもどかしさをリング上でぶつけることもできない日々が続いています。
そんな中、ビッグEを追放してヒールターンした2人がレッスルマニア41でタッグタイトルを獲得。試合後すぐに2人はタイトルベルトを奪い取って花道を走り去っていきましたが、それはかつてWWEユニバースから愛された姿ではありませんでした。
試合の映像などは以下の記事でまとめています。

ショー終了後の番組で、ビッグEは2人のタッグタイトル獲得について、その勝ち方への失望を隠しませんでした。誇りのない試合をしている2人は、もはや自分の知っている2人ではない…。そこまで思ってしまうほど、複雑な心境のようです。
俺たちの間に何があったにせよ、2人の才能を否定することはできない。
New Dayは2014年に始まった。業界の現実の厳しさ、俺たちみたいな存在がどれほど苦労するか、そんな話を何度もしたよ。その頃、俺たちはリングの中でも外でも「正しいやり方」でやるって決めてたんだ。でも今のあいつらの振る舞い、それに対するファンの反応……。あれは俺の知っていた2人じゃない。
レッスルマニアでの勝利、おめでとうと言うべきかもしれない。でもあの勝ち方を見てくれ。そこに誇りはあるのか? あの試合は将来リプレイされて、観客がスタンディングオベーションで称えるような名勝負になるのか?……絶対にならないよ。
(WrestleTalk)
あわせて読みたい

