2025年2月にWWEから解雇されたブレア・ダベンポート。かつてのリングネーム「ビー・プレストリー」として新日本プロレスに復帰した彼女は、WWE時代にある悩みを抱えていました。
WWEは知的財産権をビジネスの重要事項に掲げており、選手たちが自由に自身のイメージを変えていくことを嫌う傾向があります。勝手にタトゥーを入れたり、髪色を変えるのは御法度です。

Cultaholicのインタビューに応じたビーは、新しいタトゥーを入れることや髪色を変えることをWWEから厳しく制限されていたことを明かしました。
腕にタトゥーを入れたいって伝えたんだけど、をプロモ写真を撮り直さなきゃいけない」「ゲームのスキャンをやり直さなきゃいけない」とか、いろんな理由を並べられた。
強く押せば通ったかもしれないけど、面倒すぎて「じゃあやめとこう」ってなったんだよね。
STARDOMにいた頃は毎月髪色を変えてたけど、WWEでは「これがあんたのイメージ」ってことで、変えたくても変えられなかった。
もちろん金髪も気に入ってたけど、時々変えたいなって思っても、全部のプロモ写真や宣材が今のルックに基づいてるから、変えることがリスクになってた。
彼女によれば、WWEでルックスのイメージを変えることができるのは「大幅なキャラクターの変更」がなければ難しいようです。
サーシャ・バンクスが髪色を変えたことがあったけど、あれはベビーフェイスからヒールに転向して、「ブループリント」って新しいキャラを作ったからだった。
私はそこまでの土台がなかったから、思い切った変更に踏み切れなかったんだ。
WWEで活躍していくには、WWEのやり方に従う必要があります。そこにストレスを感じてしまうと、長期的に活躍していくことは難しいのかもしれません。

(Fightful)
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