極悪ヒールとして暴れまわっていたジョン・シナは、SummerSlamでのコーディ・ローデス戦を前に突然のベビーフェイスターン。そしてSummerSlamではブロック・レスナーの襲撃を受けました。
みんなのヒーローとして愛されてきたシナにとって、レスナーは因縁深いライバルの一人。2025年末の引退を控える中、絶対に戦わなければならない相手です。クリエイティブ責任者のHHHは、「レスナーとの対戦は、シナの希望リストに入っていた」と語っています。
しかし、ヒールとして統一王座を獲得し、防衛を続けてきたシナが急にヒールターンしたことについては賛否が分かれています。「以前からベビーフェイスターンを示唆していた」「うまくいかないストーリーを投げ出したようなもの」など様々な意見が上がる中、WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは肯定的に評価しています。
まあ、長年ベビーフェイスとしてやってきたシナが引退直前にヒールターンしても、うまくいかないよな…ってことだ。ヒールをやってる時のシナの表情を見れば、本物じゃないってわかるだろ?
ベビーフェイス転向は、シナが「方向修正して元の路線に戻そう。レスナーが帰ってくるのはわかってるし、それを引退までの道筋に活かそう」と考えた結果だと思う。
ヒールとして観客を煽っていたシナですが、客席からは声援が飛ぶことも珍しくありませんでした。このタイミングでのヒール挑戦は確かに意欲的な取り組みでしたが、やはりシナは天性のベビーフェイスだった、ということなのでしょうか。

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(Inside The Ropes)
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