ビジネスが絶好調のWWE。世界中でショーを成功させているほか、メキシコの団体AAA買収やTNAなど他団体との提携など、その勢いは留まるところを知りません。
団体の買収や提携など、ネットワークを拡大しているWWEは、一部で「プロレス界を支配する勢いだ」と評されることもあります。AEWや新日本プロレス、CMLLなど多くの団体がWWEに負けじと頑張っていますが、やはりその勢いは凄まじいものがあります。
「WWEはプロレス界を支配しつつある。WWE一強の状態が続くと、ファンは飽きてしまうのでは?」という懸念も囁かれているようですが、WWE殿堂入りレスラーのロブ・ヴァン・ダム(RVD)は出演したPodcast番組で「そんなことはない」と一蹴。たとえWWE一強の時代が訪れたとしても、ファンのプロレス熱は冷めないと断言しました。
WWEがビジネスを乗っ取ってるって言われても、他にどうするんだ?成長し続ける以外に道はないだろ。大企業ならそれが当然の目的だし、いいビジネスってそういうもんだ。
WWEが全部を持ってったとしても、ファンは観るのをやめない。もしザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が大統領に立候補したら、ロッカールームの半分を内閣とSPにしてもファンは喜んで受け入れるだろ。それくらい熱狂してるんだよ。
プロレス界には複数の団体が存在し、その多様性が業界全体の成長に繋がってきたのは間違いありません。もしWWE一強の時代が訪れるようなことがあったら、プロレス界はどう変わるのでしょうか?
(SESCOOPS)
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