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WWEのライブイベント縮小がインディシーンに好影響?ジェフ・ジャレットがその影響の大きさを語る

インタビュー

かつては一年中ツアーを開催し、アメリカ国内のみならず世界中でショーを開催していたWWE。トップ選手たちは年間200試合近くに出場することもあり、本当に大変でした。

しかし、新型コロナウイルスのパンデミックを経験した2020年以降、WWEはテレビ放送されないライブイベントを縮小しています。今後もこの方針は続く見込みで、団体内からは「コンディションを整えやすい」「各地のファンの前でパフォーマンスできないのは残念」「若手の成長の機会が失われる」など様々な意見が出ています。

この件について、これまではWWE内での影響が論点となってきましたが、TNA創設者で、WWEで上層部として働いた経験を持ち、現在はAEWに所属するジェフ・ジャレットは「インディシーンに与える影響」が少なくないことを指摘しています。

WWEは今や株式市場と民間投資家に対して報告義務がある企業だ。だから、財務的な判断としてライブイベントを減らすのは当然だよ。それほど収益性が高いわけじゃないし、彼らのビジネスモデルからすれば、理解できることだ。

俺が言いたいのは、B、C、Dレベルの市場にはまだまだ稼げる金が眠ってるってこと。大手が手を引けば、その空白をローカルなインディ団体が埋められる。小さな団体にチャンスが巡ってくるんだ。

 

一流のレスラーたちはWWEやAEWに集まってくる。大金を払ってくれるからね。でも、レスラーの「育成」という観点では、インディ団体の存在は不可欠だよ。未来のスターはそこから出てくる。次世代の才能の供給源であるインディシーンの人気が高いのは当然のことさ。

大規模なショーを世界中で成功させているWWEとAEW。そこで大きなチャンスを掴むための環境は整っています。WWEが若手育成プログラム「WWE ID」に力を入れていることも、若手たちの助けになっていくでしょう。

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(411MANIA)

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