2025年、WWEは2月と5月に大量の人員整理を行い、多くの優秀な選手たちが契約を失いました。彼らは新天地を求めています。
ブラウン・ストローマン、ダコタ・カイ、セドリック・アレクサンダー、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ…。他団体ですぐにでも活躍できそうな面々がフリーエージェントになった今、「彼らの中から、何人がAEWへ移籍するのだろうか?」と考えるファンは少なくありません。
かつて、AEWはWWEから退団した選手たちとの契約によってロースターを拡大し、現在の地位を築きました。しかし、最近は消極的な姿勢を取っており、マイク・ベイリーやジョシュア・レキサンダー、白川未奈など、WWE以外の団体で活躍してきたレスラーたちと契約しています。
この方針について、ウィル・オスプレイは「元WWEという肩書だけでは足りない」と考えていることを明かしました。WWE以外の団体でも活躍できる人材でなければ、「エリート」の集まるAEWに来ることはできない…。彼はそう考えています。
最近来た中ではマイク・ベイリーがいい例だね。彼はインディ界のキングで、どこに行っても素晴らしい試合をしてた。今のAEWが見ているのはそういうタイプのレスラーだよ。WWEをクビになったからって、すぐにうちに来れると思うな。
もちろん、解雇された人たちに同情はしてる。でも、うちが求めてるのは「この場所に感謝できる人間」、そして「他の市場で価値を証明してるレスラー」なんだ。ただの元WWEってだけで、AEWに来られる時代じゃない。基準が高すぎるんだよ、今は。
もし本気でAEWに来たいなら、まずは新日本プロレスやプロレスリング・ノア、STARDOMとかの他団体に行って、結果を出してみろ。話はそれからだ。
今のAEWには世界最高のレスラーが集まってる。WWEでリリースされた選手たちもすごく良いレスラーだ。でも、今は「良い」だけじゃ物足りない。「エリート」じゃなきゃダメなんだ。
もちろん、スワーブ・ストリックランドやMVP、ボビー・ラシュリー、シェルトン・ベンジャミンのように、WWEからAEWに来てすぐに通用する人もいる。彼らは特別な存在で、だからこそAEWでもすぐにやっていけるんだ。
今、インディ団体には支えが必要なんだよ。次世代を導いてくれる存在が求められているはずだ。これは誰かを見下して言ってるわけじゃない。今のAEWは最高峰の舞台だ。だからこそ、そこに来たいなら、それなりの道を通って来いって話だね。


(Fightful)
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