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元AEWスタッフがAEWとジョン・モクスリーへ民事訴訟を起こす。リングサイドで突き飛ばされ肩と首に重傷

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現地5月30日、AEWの制作スタッフとして活動してきたクリストファー・ディスペンサがAEWとジョン・モクスリーを相手に民事訴訟を起こしました。

訴訟の内容は、2023年5月10日放送のDynamiteで行われたモクスリーとケニー・オメガのスチール・ケージ・マッチについて。試合中、モクスリーは工具を取りにリングサイドへ降りた際に、ディスペンサを突き飛ばしました。これにより、彼は肩と首に重傷を負い、複数回の手術を受けなければならない状態になりました。

訴状で、彼は「モクスリーは工具を取りに来るだけのはずだったのに、シナリオにない行動として私を突き飛ばした」と主張。民事上の暴行や不法な身体接触に当たる、としています。

また、「モクスリーは過去にも他者との問題行為歴がある」と主張した上で、「AEWは彼の予測不能な行動や管理不足を認識するべきだった」とAEWの責任にも言及しています。

訴状では従業員や契約者の管理責任や研修不備についても言及されています。ディスペンサは負傷した後でAEWの現場医師やトレーナーに怪我を伝えたが、正式な事故報告書は提出せず、その後も治療は打ち切られたといいます。

彼は2019年からAEWの現場で派遣スタッフとして働いてきましたが、2024年12月からAEWでの現場仕事がなくなったといいます。屈強なプロレスラーに突き飛ばされて怪我をしたのに、その後の対応が良くなかった…。彼にしてみれば、訴訟を起こすのに違和感のない状況です。

訴状におけるモクスリーへの批判に対し、AEW関係者は「モクスリーに問題行為歴はない。バックステージでのモクスリーの評判は良い」と反論しています。

損害賠償請求額は25,000ドル超とされ、治療費、障害、外見の損傷、収入減、精神的苦痛、事業機会の損失など広範な損害を訴えています。AEW側は「係争中の訴訟についてはコメントしない」としています。

(Wrestling Observer)

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