2025年末で引退するジョン・シナ。プロレス界では「引退」という言葉がかなり曖昧な意味合いで使われていますが、彼は「完全引退」を望んでいます。
21世紀のWWEを代表するビッグスター。ハリウッドでの俳優活動も好調で、エンタメ界全体でその才能を発揮し続けています。2025年、彼はWWEで衝撃的なヒールターンを果たし、統一王者として暴れ回っています。
プロレス界の「引退」という言葉の意味合いから、一部のファンは「彼には、またいつかリングへ上がってほしい」と望んでいます。しかし、シナ自身はそうした考えに否定的です。
最新のインタビューで、彼は「完全引退」を望んでいること、体調や現在のWWEへの考えを語りました。
エンタメ業界では「引退」って言葉があいまいになってる部分もある。でも俺は48歳。2004年にWWEで成功し始めた頃、こう決めたんだ。「自分の動きが鈍くなったと感じたら、潔く身を引く」って。今がその時だと思ってる。
WWEには今、素晴らしいスターがたくさんいる。団体はしっかりした手の中にある。俺はこの業界に25年いて、O2アリーナみたいな熱狂的な会場でも試合ができた。だから今度は違う挑戦をしたい。
WWEのスーパースターが本当に引退することは珍しいけど、俺はこれが「本当の終わり」だと決めてるんだ。最後の試合は12月中旬になるよ。
今は正直、体調もメンタルもすごくいい。でも、すべてが終わった2026年の1月になったら、「ああ、こう感じてたんだな」って本当の気持ちがわかると思う。
今はまだ次の試合を楽しみにしてるし、あと15試合分の出番が残ってる。すでに折り返しは過ぎた。観客の反応も素晴らしいし、TVでも面白い展開が続いてる。どんな結末になるか、自分自身もすごく楽しみにしてるよ。

(Fightful)
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