WWEには世界中から優秀な選手たちが集まるため、生存競争は熾烈です。生き残るための枠は限られています。
注目を集める新入団選手が登場すると、その割を食ってしまう選手も出てしまいます。WWEは、毎年のように所属選手たちを契約途中で解雇し、血の入れ替えをします。
WWEから解雇されたレスラーたちは、SNSやインタビューで「WWEへの感謝」を語ることが少なくありません。WWEでしかできなかった経験ができたり、家族を養うための金を稼げたわけですから、素直な気持ちで感謝を語っているはずです。
しかし、2025年にWWEから2度目の解雇となったドク・ギャローズは、そうした光景への苛立ちを隠しません。出演したPodcast番組で、彼は次のように語りました。
2020年にWWEから解雇された時は、レッスルマニア36の直後だったこともあって「何なんだよ?」って感じだった。
「感謝の時代」にはうんざりだよ。「君はクビだ」って言われて、すぐに「ありがとうございました」ってツイートするんだぜ?ふざけんなよ。クビにされたんだぞ?怒るべきだろ!もっと波風立ててやれって話だよな。
解雇されてしまった時の感情は複雑で、そこには怒りや憤りの気持ちもあるはずです。しかし、大人としてそうした気持ちを表に出さず、感謝を伝えているのではないかと思います。WWE外での活動もありますし、あまり波風を立てたくないのでは…。ギャローズの気持ちも分かりますが…。
(Wrestling Inc)
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