AEW・All Inで、大ベテランのダスティン・ローデスは急遽訪れたチャンスを活かし、栄光を掴み取りました。
彼が出場したのはTNT王座戦。本来はチャンピオンのアダム・コールがカイル・フレッチャーの挑戦を受けるはずでしたが、脳震盪によりショー開催直前にドクターストップ。フレッチャーの他に、ダニエル・ガルシア、サミー・ゲバラ、そしてダスティンの4人がタイトルを争う試合となりました。
試合終盤、ダスティンはガルシアのドラゴンテイマーをうまく切り返し、3カウントを奪って勝利。56歳にしてシングルタイトル獲得となりました。
After wrestling 3 matches in 24 hours, @DustinRhodes is your NEW TNT Champion!
Watch #AEWAllInTexas LIVE on PPV right now!https://t.co/JlBXZPLNGj pic.twitter.com/F34SEezPZe
— All Elite Wrestling (@AEW) July 12, 2025
ショー終了後の記者会見で、彼はTNT王座獲得の感動を語りました。
TNT王者になれたことは、本当に大きな意味を持ってる。俺にとってWCW時代、あの頃がキャリアで一番楽しかった時期だったんだ。もう少しで世界王座戦線にも手が届きそうだった。でも運命は別の道を選び、俺は「あっちの会社」に行った。
それが今、WCWの番組を放送していたTNTとTBSで再びプロレスをしていて、そこで「このAEWという団体の一員」としてホームページに俺の名前が載ってる。信じられない気持ちだけど、心から誇りに思うよ。
俺はAEWを愛してるし、このベルトを18カラットの純金のように大切に扱う。父さんがいつも言ってたように、「Keep Steppin(前へ進み続けろ)」って言葉を胸に、俺はこの王座をしっかり守っていくよ。
俺は、防衛する王者でいたい。ずっとそうしてきたように、これからもハードに働きたい。そして、今こそ俺が立ち上がる番なんだ。

(Fightful)
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