先日開催されたAEW・All InでTNT王座を防衛予定だったものの、直前のCollisionで脳震盪を起こして出場をキャンセルしたアダム・コール。
負傷の原因は、カイル・フレッチャーのラリアットがアゴに直撃したことだったとされています。彼は2022年にも深刻な脳震盪に苦しみ、一時は引退も検討しました。再び脳震盪を起こしてしまったことで、彼は究極の選択も考えていたようです。
All InでのTNT王座戦の前に、コールはおなじみの入場曲に乗せてリングインし、ファンに直接状況を報告しました。レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、コールはこの時に「引退表明」することも検討していたようです。
All Inで彼が語ったことはすべて真実だった。台本はない。彼は引退を発表するつもりだったようだ。ただ、「冷静な判断が必要」との助言もあって、「今はまだ正しい判断ができる状態ではない」と思いとどまったんだ。
トニー・カーン社長は「彼はAEWにとって重要な存在。しっかり回復してほしい」と語っており、将来的な復帰に期待しています。現在のところ、彼の今後は完全に未定。復帰の目処も立っておらず、現役続行か引退かの選択は「本人が心と体の準備を整えた上での判断になる」とされています。
アダム・コールというレスラーが類稀な才能を持っていることは事実。AEW入団以降は度重なる怪我に苦しめられていますが、その真価を発揮する時はこれから来るかもしれません。
TNT王者アダム・コールがドクターストップにより欠場し、王座を返上。ファンたちに心からのメッセージを送ります。… pic.twitter.com/qBRygRR5uR
— AEW ジャパン (@AEW_jp) July 12, 2025
(WrestlingNews.co)
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