現地8月25日にイギリス・バーミンガムで開催されたRAW。ベッキー・リンチは、ヒールとして街を批判した際に、先日亡くなったばかりのメタルの帝王オジー・オズボーンを引用し、物議を醸しています。
バーミンガム出身のオズボーンはWWEにとっても重要な存在。彼は何度もWWEの番組へ出演し、WWE殿堂入りも果たしています。
そんな彼は、ヒールとしてのベッキーにとってバーミンガムをdisる絶好の材料でした。
この街が生み出した「唯一のいいもの」は1か月前に死んだ。でも、そのオジー・オズボーンにはロサンゼルスという本当の街に移住する賢さがあったよ。もしバーミンガムに住んでたら、私も死んでただろうな。
オジーに対しても若干disが飛び火しているようにも見えるこの発言は、SNSで「やり過ぎ」と批判されており、オジーの娘ケリーも「不快だ」と声明を発表する事態に発展しています。
Becky Lynch: The only good thing that came outta here died a month ago. But in fairness to Ozzy Osbourne he had the good sense to move to LA. Because if I lived I Birmingham I’d die too
Naaaah Becky is unhinged #WWERAW pic.twitter.com/EIJcmRWfKY
— Public Enemies Podcast (@PublicEnemiesHQ) August 25, 2025
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、ベッキーの発言はオズボーン家への事前承認をとっておらず、WWE内部でも問題視されているそうです。
今後の対応としては、公か非公開かに関わらず、オズボーン家への謝罪が必要だろう…という状況なのだとか。アイルランド出身のベッキーとしては、ここまでの大型に発展してしまうのは決して望んでいないことでしょう。沈静化のための動きが待たれます。
(SESCOOPS, Wrestling Observer)
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