2024年にAEWから退団したジェイク・ヘイガー(元WWEジャック・スワガー)。トニー・カーン社長とは馬が合わなかったようです。
2019年に旗揚げしたAEWの初期メンバーとなったヘイガーはクリス・ジェリコらと共闘してファンを沸かせました。しかし、2024年の再契約交渉は破談となり、先日現役から引退。現在は運送会社の経営者として新たなフィールドで格闘しています。
そんな彼は、AEW退団後にトニー・カーン社長を批判することが度々あります。最新のインタビューでは、2024年の交渉に対する怒りや、2022年のCMパンク騒動後にトニーから無礼な態度を受けたことを明かしました。
交渉は完全に一方通行だった。俺は毎日言ってるけど、みんなも口にすべきだと思うよ、「ファック・トニー・カーン」ってな。俺がAEWにいることを望んでないのは明らかだった。
再契約交渉では、1年半の契約を提示されんだ。「お前ふざけんなよ」って思ったね。
俺はスタジアム・スタンピード・マッチに2度も出たんだぞ?あの試合でAEWは世に知られるようになった。Dynamiteの初回放送にも出て、大きなサプライズを演じた俺に対して18か月の契約だと?彼の経営姿勢はプロフェッショナルじゃなかったね。
さらにヘイガーは、2022年のCMパンク騒動後に開かれた選手だけのミーティングを回想。スティング、ポール・ワイト(ビッグ・ショー)、クリス・ジェリコ、ブライアン・ダニエルソン、ジョン・モクスリーらが議論していた場に、カーンが乱入したと証言しました。
乱入してきたのは親の七光りの坊っちゃんだ。彼は怒鳴り散らした。FTRのダックス(ハーウッド)とキャッシュ(ウィーラー)がストーリーを気に入らず、その日テレビに出るのを拒否したからだと思う。
そしたらカーンが「いいか、ショーの6分前に6人タッグにやると俺が言ったらやるんだ」って叫んだ。俺たちは全員、侮辱された気持ちになったよ。
あの時もっと言い返すべきだった。だって彼はスティングに「6分前に6人タッグだ」と平気で言ったんだ。その一方で引退を称える?結局俺たちは彼のおもちゃにされた。
なお、FTRはヘイガーの発言に反論。「俺たちは仕事を断ったことはない」と断言しています。
また、ヘイガーはトニーについて「ストーリーを始めるのは得意だが、続けることができない」「批判を受け入れられない。失敗しても修正できず、俺たちは我慢するしかなかった。皆、血と汗と涙を注いだ団体だ。キャリアを背負って立ち上げたのに、結局は彼のやり方でしか進められなかった」と批判的に語りました。

(Wrestling Observer)
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