MMAレジェンドとして知られるランペイジ・ジャクソンの息子ラジャがインディプロレス団体KnokX Proで起こしたレスラー馬乗り殴打事件は警察を巻き込む大騒動に発展しています。
KnokX ProはWWEとのWWE ID提携の契約を失い、被害者のプロレスラー、サイコ・スチュは病院送りに。あくまでアングルとしてラジャへスチュ襲撃をそそのかしたAJマナはSNS上で誹謗中傷にさらされ職まで失い…。ラジャは「俺は悪くない」と責任転嫁していますが、父ランペイジ・ジャクソンは「息子のやったことは擁護しない。裁判所に任せる」と責任を取らせようとしています。
とにかくネガティブなことばかりの事件ですが、被害者のスチュは病院で順調に回復しています。リング上で意識を失ったスチュを救ったレスラーのダグラス・マロウは、TMZの取材に対して「スチュは顔面に重傷を負ったが意識を取り戻したし、当日のことも少し覚えているんだ」と明かしました。
Raja Jackson, 25, son of Quinton “Rampage” Jackson, attacked wrestler Stuart Smith last night nearly killing him.
Rampage shared a statement in defense of his son. pic.twitter.com/j1WzeLRd70
— DramaAlert (@DramaAlert) August 24, 2025
また、マロウは今回の事件について強い憤りを示し、加害者ラジャをスチュから引き離した後でラジャからタックルを受けたことも語っています。ラジャへの怒りは収まりません。
友達にあんなことをした時点で頭にきているし、俺にパンチを浴びせたことにも怒ってる。止めに入った俺にまで、落ち着けと声をかけたのにダブルレッグを仕掛けようとしたんだ。もしあそこで倒されていたら、あいつはスチュにやったことと同じことを俺にやっていただろうな…。
現在、スチュの治療を支援するためのクラウドファンディングには10万ドルを超える寄付が集まっており、トップYoutuberのMr. Beastが1万ドル、クリス・ジェリコが2500ドル、フィン・ベイラーやニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)らが1000ドルを寄付しています。
(Wrestling Inc)
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