AEW設立の中心メンバーで、副社長として若手たちにチャンスを与える仕事をしていたコーディ・ローデス。彼が2022年にAEWからWWEへ移籍したことは、プロレス界に大きな影響を与えました。
AEW時代晩期のコーディはファンからブーイングを浴び続けていましたが、WWE復帰後はスーパーベビーフェイスとして大活躍中。役職付きの立場から一人の選手としての活動に切り替え、リング上でのパフォーマンスに集中しています。
2024年にAEWから退団したジェイク・ヘイガーは、コーディの退団はAEWを大きく変える出来事だったと感じています。特にトニー・カーン社長への批判を繰り返している彼は、最新のインタビューでコーディの退団とAEW内部の変化について次のように語りました。
コーディ・ローデスが抜けたあと、すべてが変わった。彼はAEWに深く関わっていたからね。あれ以降、トニー・カーンが完全に好き勝手にやり始めた。
ヤング・バックスやケニー・オメガはまだ自分たちの意見を強く持っていたし、クリス・ジェリコもそうだった。ただクリスでさえ、トニーにメッセージを送っても2週間返事がないと言っていたよ。
結局、「トニーはAEWを重要視してるのか?」という話になったのさ。NFLやサッカーのチームでも働いているからね。まあ、彼にとってはそうじゃなかったんだろう。プロダクション会議はなくなり、番組を時間通りに作る動きもなくなった。俺たちは午後5時まで、その日の予定が分からず待たされていたものだ。
俺がAEWと契約できたのはクリス・ジェリコのおかげだ。だからすごく感謝してる。トニーは俺に興味なんてなかった。俺がFed(WWEの蔑称)出身だからだ。あいつはインディー出身のレスラーばかりを好みやがる。俺に反論してみろよ。あいつが欲しいのは、空中技とハンバーガーとホットドッグだけ。ストーリーなんか、どうでもいいのさ。



(Wrestling Observer)
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