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【WWE】ジョン・シナの引退試合が地元ではなくワシントンDCで行われる理由は「お金」?WWEの要求が高すぎて「見合わない」と判断か

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現地12月12日、ジョン・シナはSaturday Night’s Main Eventで引退試合に挑みます。このショーの開催地については、様々な噂が流れてきました。

当初の報道では、WWEはこのショーをシナの地元マサチューセッツ州にあるボストンの会場で行う予定だとされていました。しかし、WWEはこれを断念。結局はワシントンDCの会場で行われる見込みです。

ホームタウンヒーローとして引退する…という、彼にふさわしい最後の舞台が用意されなかった理由は何だったのでしょうか?レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、それはWWEが開催地ボストンに対して要求した「開催費用」が高額すぎたため、両者の交渉がまとまらなかったためなのだそうです。

ワシントンDCに決まったのは金銭面の問題だ。WWEはボストンに対し、ニュージャージー州が2日間のSummerSlamのために支払った700万ドルに近い額を要求したんだ。

 

しかし、ボストン側は、クリスマス前2週間を切った時期のアリーナ開催が観光収入をそこまで生むとは考えなかった。要求は現金だけでなく、市が提供する総合的な支援価値も含めた額だったようだ。ボストン側にしてみれば、そのレベルが妥当ではないと判断するような要求だった。

今や、世界各地の大都市がWWEのショーを誘致するために親会社TKOへ声をかけている状況です。2026年のレッスルマニア42は、収益面を重視した結果予定されていたニューオーリンズからラスベガスへ開催地が変更され、2027年のレッスルマニア43はサウジアラビアでの開催が決定。サウジ政府がとんでもない金額を投じる超豪華なイベントになることが予想されています。

こうした状況で、WWEは開催地に対する高額の金銭的な負担を要求しており、ボストンは「いくらシナの引退試合とはいえ、高すぎる」と判断したようです。確かに、ニュージャージー州が支払った700万円は二日間のSummerSlam開催に対するもので、ボストンはそれに近い金額を一日のショーに出すことを要求されたわけですから、交渉が上手くいかなくても仕方ない状況だったと思われます。

WWEがTKOの傘下企業になった後、チケット価格の上昇など金銭的な問題が多く取り上げられるようになりました。ファンとしては、物事が良い方向に進んでくれることを願うばかりです。チケット高騰は勘弁してほしい…。

(Wrestling Inc, Wrestling Observer)

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