2027年のレッスルマニア43がサウジアラビアで開催されることになり、サウジマネーによる超大物の参戦に大きな期待が寄せられています。
その中でも、ファンや関係者たちの間で大きな中奥が集まっているのは、ストーンコールド・スティーブ・オースチンの参戦。最後の試合は2022年のレッスルマニア38でのケビン・オーエンズ戦で、2024年のレッスルマニア40にも参加の噂が流れましたが実現しませんでした。
サウジアラビア娯楽総局(GEA)議長のトゥルキ・アル・シェイクらサウジ側の関係者には、大金を投じて、大物同士のカードを用意し、引退レスラーを呼び戻す構想があるとされています。WWE市場屈指のビッグスターであるストンコの登場は、誰にとってもメリットのあることです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、サウジ側が確認しているのは「ストンコは、まず健康状態を確認し、肉体的に試合ができるかを見極めたいと考えている」ということ。現時点で出場は決まっておらず、そもそも試合に出るのか、それとも出演者の一人として登場するのかも未定です。
ただ、ストンコ本人はオーエンズとの試合にとても満足しており、これが引退試合で問題ないと考えているようです。レッスルマニア43が開催される頃には62歳になっているストンコ。試合は難しいかもしれません。
一方、サウジはザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の招聘に向けて交渉を進め、合意間近なのだそうです。サウジの希望はロック様VSコーディ・ローデス、あるいはローマン・レインズ。ロック様はWWEの親会社TKOの取締役員ですから、ストンコと比べれば参戦のハードルは低いでしょう。
(WrestlePurists, Wrestling Observer)
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