プロレス界では、ある団体のファンが他団体を批判する光景をよく目にします。これは世界中で見られるものです。
アメリカでは、WWEとAEWのファンがSNSやWebサイト上で喧嘩する様子が珍しくありません。相手はダメ、我々こそが最高だ…。プロレスラーや団体自身がそれを煽ることもありますが、それはプロレスという特殊なジャンルだからこそ成立している側面もあり、ファン同士の喧嘩と全く同じではありません。
AEWのエディ・キングストンは、こうした「部族主義」的なファンのやり取りに苦言を呈しています。
俺たちは個人事業主なんだから、プロレス団体が潰れてしまうことなんて望むわけがない。
WWEの悪口を言うか?もちろんだ。なぜなら俺はそこにいなくて、今は別チームにいるからさ。それだけのことだ。憎しみなんてない。
俺にはWWEにも友達がいる。友達の数は多くないけど、大事な仲間の何人かはあそこにいるんだ。
そいつらに仕事がなくなるのを望むか?ごめんだな。だってそうなったら金を貸してくれって俺のところに来るだろ?俺は断れないから渡す。そして俺がすっからかんになる。それはご免だな。
俺がいつも言ってるのは、攻撃的な発言はレスラーに任せろってことだ。俺たちにとってはそれが楽しいんだよ。でもファンは違う。楽しめるプロレスを自分から切り捨てるな。
(Inside the Ropes)
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