現地2025年12月13日に開催されるSaturday Night’s Main Eventで引退するジョン・シナ。彼がどのようにリングを去るのかに注目が集まっています。
対戦相手は未定ですが、グンターが最有力候補だとされています。これからのWWEを担う存在の為になることをしたい…と熱望しているシナは、ラストマッチでファンに何を見せてくれるのでしょうか。
一般的に、引退するレスラーは引退試合に敗れることが多いものの、近年ではスティングが2024年の引退試合で勝利し、AEW世界タッグ王者としてリングブーツを脱いだケースもあります。シナほどの功績を残してきたWWEスーパースターであれば、勝って引退してもおかしくはないでしょう。
元TNA社長で、現在はカナダでMLPを運営するスコット・ダモールは、Yahoo! Sportsでの連載記事でシナの引退試合を予想。「キャリアの最後の光が、彼が堂々と立つ姿で消えていくのもいいんじゃないか?」と持論を語りました。
シナの12月13日のラストマッチの相手がグンターだという話があるみたいだね。グンターは素晴らしい相手だけど、シナが必ずしもグンターに勝つべきだとは思わない。状況によるけどね。リック・フレアーは「ラストマッチ」でショーン・マイケルズに敗れたし、あの敗北はどんな勝利よりも感情的に満足のいくものだった。
でも…最近のシナは、失敗したヒールターンも経験した。ブロック・レスナーには完膚なきまでに叩きのめされた。となると、ファンに幸福感のあるエンディングという高揚感を与えるのが、結局は正しい決断なのかもしれないな。
WWEは大きな決断を迫られている。ジョンをハッピーエンドの道に進ませ、勝利で送り出すこともできる。ジョンがそれを望むなら、彼はその資格を十分に得ている。彼は20年間WWEを背負ってきたんだ。
今年の彼は、48歳にしてまだやれることを証明した。キャリアの最後の光が、彼が堂々と立つ姿で消えていくのもいいんじゃないか?彼はそういう結末に値する。最後だと感じさせつつも敬意に満ちた、人々が終わりを悲しむのではなく、彼を祝福できるような、そんな去り方にね。
(Fightful)
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