ここ最近、一部のファンが「数ヶ月前と比べると、WWEのクリエイティブのレベルが低下している」と感じているようです。
基本的に、チーフ・コンテンツ・オフィサーのHHHの手腕は高く評価されており、彼が有能なマネージャーであることは間違いありません。しかし、最近は一部のファンが上記のような不満をHHHにぶつけている様子がSNSで散見されます。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、最近のHHHは複数の番組収録を欠席しており、バックステージでは「彼は政治的な活動を優先しており、それがWWEを傷つけている」との声が上がっているそうです。
複数の情報筋によれば、彼は自身をブランドの顔として位置づけるため、「WWEにおけるUFCダナ・ホワイト代表のような存在」になることに関心を寄せているそうです。ある情報筋は、HHHの目標を特に「ダナへの羨望」と表現しているとか。一方で、別の情報筋は、ハンターがWWEのデイナ・ホワイトになろうとする動きが番組の質を損なっているとは全く考えていないと語っているそうです。
ダナ・ホワイトといえばUFC。UFCといえば、やっぱりダナ・ホワイトです。かつてのビンス・マクマホンがWWEを象徴する最高責任者だったように、HHHもそのような権力がほしいと思っているのか…?ある関係者は、「今の彼は、バックステージで実際に何が起きているかよりも、Netflixのドキュメンタリー番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」でプロダクトがどのように見えるかを気にしているのでは?」と疑問を呈しているとか。
こうした情報が出てくること自体、最近のWWE、特にHHHがクリエイティブ責任者の座についた2022年以降は珍しいことです。WWE内部で何が起きているのか、こうした情報が報じられる真意とは…?
(Wrestling Observer, WrestleZone)
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