WWEのみならず、プロレス界を代表するトップスターとして活躍するローマン・レインズ。彼は大奥のレジェンドから学んでいます。
スポーツの世界では、伝説の存在がそのスポーツを象徴する存在となり、圧倒的な能力とカリスマ性でファンを魅了してきました。レインズもまた、今のプロレスファンにとってはそんな存在かもしれません。
パット・マカフィーの番組に出演した彼は、WWEの頂点に上り詰める過程で、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)のようなプロレス界のレジェンドだけでなく、マイケル・ジョーダンやトム・ブレイディといった他ジャンルのレジェンドたちを研究し、多くを学んだことを明かしました。
もちろん、ドウェイン・ジョンソンと話したことはあるよ。でも、マイケル・ジョーダンやトム・ブレイディ、タイガー・ウッズのような、各スポーツのGOAT(史上最高)と呼べる存在とは、まだ会ったことがない。彼らを見ていても、まったく飽きないよね。
彼らが何を考え、何を感じ、何を経験しているのか、その心理に深く入り込むことができるんだ。
多くの場合、実生活では大変なことを経験している。個人的な問題を抱えているんだ。自分の人生がめちゃくちゃな時に偉大さを追い求めるっていうのは、それ自体が一つのスキルだから面白い。間違いなく研究してきたよ。人の戦術書からページを拝借するんだ。
ロック、シナ、ランディ・オートンやレイ・ミステリオ、ジ・アンダーテイカーといった先輩たちからもな。誰もが何か持ってるんだよ、「なんて賢いんだ。どうやってそれを考え出した?」って思うようなものをね。それをただ盗むんだ。フットボールみたいに、プレイを盗むようなもんだよ。模倣さ。気に入ったものを取り入れて、自分流にアレンジすれば、みんながお前を称賛するようになる。そんなものだよ。
勉強熱心なのはレインズの魅力の一つ。プロレスを愛し、ファンと真摯に向き合う姿勢があるからこそ、「今の自分よりももっと成長したい」という意欲が常に湧き上がるのでしょう。


(WrestleZone)
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