現地11月14日をもってWWEから契約満了で退団する予定のリッジ・ホランド。
彼は9月のTNA遠征中で出場したムース戦で足の甲の靭帯を損傷し、7か月の欠場が予想されています。しかし、WWEはそんな状況の彼に対して「契約は更新せず、満了次第退団だ」と非情な通告。
彼はレスラーとして活動できない期間を給与の補償なく過ごす可能性が高くなってしまい、ファンからもWWEの冷たい対応に批判の声が上がっています。
そんな中、彼はSNSでWWEへの心境を吐露し、「見捨てられた」と感じていることを明かしました。
自分が住宅ローンを払えなくなるとは思ってもみなかった。WWEを代表する立場として他団体で働いて怪我をした挙句、こんなことになるなんてな。見捨てられた気分だよ。
それに加えて、俺が7ヶ月間プロレスができないとわかっていながら、契約を更新しないんだ。これは残酷だ。
確かにWWEは手術とリハビリの費用は持ってくれる。だが正直に言えば、俺たちが会社のために犠牲にしてきたことを考えれば、それは最低限の保証に過ぎない。おまけに、俺は首の固定手術も受けなければならない可能性だってあるんだ。
まったく、ほんとにクソみたいな目に遭わされたよ。
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスは、WWEの対応について「7〜8ヶ月欠場する選手に対し、WWEは『契約は終わり。あとは自分でなんとかしろ、兄弟』というわけだ。住宅ローンがあろうが子供が3人いようが、WWEの知ったことではないんだよ」とコメントしています。
WWEをはじめとする大手団体は、選手たちが欠場した期間分だけ契約を延長するオプションを持っています。しかし、ホランドの場合はこれを行使せず、ドライに対応したのでしょう。
(Wrestling Observer)
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