2021年にAEWと契約し、2023年に解雇されたCMパンク。利用者の関係は、一言では語り尽くせないほど複雑です。
トニー・カーン社長はパンクを特別視し、AEWを更なる高みに連れて行ってくれることを大いに期待していました。パンクも全力を尽くしましたが、その反面バックステージでたびたび問題を起こし、2023年のAll Inではジャック・ペリーと大喧嘩。これが原因で彼はAEWから解雇され、WWE復帰後のインタビューでAEWを批判していました。
トニーは、パンクとの決裂についてどう思っているのでしょうか。最新のインタビューで、「あの頃よりも今の方が、みんな幸せになった」と率直な心境を語りました。
フィル(パンクの本名)がAEWに来る前、我々は素晴らしい勢いを持っていたし、楽しい時間を過ごしていたよ。今のロースターも最高だし、AEW史上最高のロッカールームだと思ってる。リング内外で過去最高だ。
もちろん、彼がいた時も楽しい時間はあった。Collisionを始めた時、俺は彼と和解して、それでも一緒にやっていく道を見つけたいとはっきり思っていた。ただ、それは不可能だったんだろうね。退団した後の彼が言ったことのすべてに同意したわけではないけど……。
彼は「みんながトニーを舐めている。俺のために毅然とした態度を取らなかった」と言っていた。同意できない発言だけど、誰にでも自分の意見を持つ権利はあるからね。それが彼の感じ方なら、一つのフィードバックとして公平な意見だ。
物事の展開についての彼の説明には同意できなかったけど、それはそれでいい。状況全体と同じで、それは見る人次第だからね。
AEWは今本当に順調だし、番組に出ているレスラーたちの活躍には本当に満足している。彼と意見が合わなかったのは初めてじゃなかったし、最後でもないかもしれない。でも、それでいいんだ。
俺は和解しようとしたし、みんなが協力できる方法を見つけたかったけど、うまくいかなかった。それも仕方ないことさ。
今は全員がより幸せで、より良い状態にあるように見えるね。AEWではみんなが本当にハッピーだし、ロッカールームの雰囲気は新型コロナウイルスのパンデミック期以来、最高だよ。
(Fightful)
あわせて読みたい

