2025年にWWEから解雇された直後に古巣AEWへ復帰し、WWEとの契約問題が浮上したアンドラーデ。ただでさえ複雑な問題なのに、AEWとの関係も大方の予想とは違うようです。
報道や彼自身の説明によるこれまでの経緯の概要はこんな感じ。
- 彼は「地元メキシコでは許可されていたが、WWEでは禁じられていた薬やサプリメント」を使用してウェルネスポリシーに違反した
- これらが原因で、彼はWWEから「正当な理由で」解雇され、AEWへの復帰を決断。彼とAEWは「WWEとの契約には競業回避義務はないので、すぐにでも他団体で活動できる」と思っていた。
- しかし、実はWWEとの契約には「正当な理由での解雇には、全世界での1年間の競業回避義務が課される」という項目があった。
- 当時の彼の弁護士がこれを見落としたため、騒動に発展してしまった。
現在、彼の新たな弁護士はWWEと交渉中で、競業回避義務期間の短縮に向けて話が進んでいるようです。
こうした経緯から、「WWEは、アンドラーデがAEWに復帰した…『契約書にサインした』ため、競業回避義務があることを主張したのだ」と考えられていましたが、実際には違ったようです。アンドラーデは、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーの報道に対するクレームとして、SNSで以下のようにコメントしました。
俺はAEWとの契約なんてサインしていないぞ! おいあんた(メルツァー)、俺がAEWと契約したなんて自信満々に言っているが、それはまたあんたの嘘のひとつに過ぎない。もっとちゃんとリサーチしたらどうだ、サー。
実際には、俺はAEWとの契約に向けて交渉中だったんだ。トニー・カーン社長やAEWチームとは良い話し合いができていたし、素晴らしい合意にも至っていたよ。TK(トニー・カーン)とAEW全体には感謝している。その後、AEWでのデビューと地元メキシコの団体The Crashでの初試合の後に、競業避止条項の通知を受け取ったんだ。
はっきりさせておきたいのは、それがWWEとの問題だったのかどうか、当時の俺には分からなかったってことだ。正直、その答えは今も知らない。
まあ、あんたはせいぜい頑張れよ!!!
実際には、アンドラーデはAEWとの契約書にサインする前にDynamiteに登場してケニー・オメガを襲撃したり、The Clashのショーに出場していた、ということだったようです。いろんな情報が出ていて混乱しますね…。
契約途中での復帰だったとしても、サインが確実だったからこそDynamiteに登場したのでしょうし、「WWE退団後、即AEW復帰」という話題性を活かそうとする前に確認すべきことがもっとあったのでは…という気もします。

(Fightful)
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