世界中のプロレスファンから愛されたコルト・カバナも45歳なりました。現在はAEWとROHでレスラーとして働きながらプロデューサー業にも取り組んでいます。
彼にしかできない形でプロレスを表現してきた結果、彼は唯一無二の経験を積むことになりました。プロレス界でそれを後輩たちへ伝えていくことにも前向きです。
ルネ・パケットの番組に出演した彼は、レスラーとしての活動を抑えてバックステージでの役割を担う存在へと転身したことについて語りました。裏方も楽しいけど、パフォーマンスも大好き。そんな彼は、「パフォーマンスを追求できる別の舞台」として俳優やコメディアンとしての道を見つけたことで、レスラーとしての活動を抑えた人生への準備ができたのだそうです。
俺は演じることが好きなんだ、本当にね。このプロレス人生という旅の中で何かを見つけたとするなら、それは自分がパフォーマンスをすることが好きだということだよ。
だから、プロレスラーとしてのキャリアがいずれ……というか恐らくすでに終わりに近づき始めている中で、シカゴのリンカーン・ロッジのステージに立ってネタをやったりコメディショーをしたりできると分かっていることは救いだよ。本当にそう思う。
たとえ全てが終わったとしても、少なくともTwitchに飛び込んで何らかの形でパフォーマンスができると知っていることは、大きな喜びだよ。あるいはポッドキャストに出ることもできる。自分の番組をやることだってできるしな。
だから、俺はその「演じる」という側面を愛しているんだ。プロレスに代わるものなんてない。100万回も聞いたセリフだろうけどね。魔法のようなものだし、あらゆる異なる要素が一つに凝縮されている。
でもプロレスは教えてくれたよ。パフォーマンスこそが、俺が心から楽しめることなんだってね。

(Fightful)
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