プロレスラーには、ハプニングへの対応力が試される瞬間が何度も訪れます。負傷による試合中断が起きた際、いかにして観客の熱を維持するか…。ベテランレスラーのMVPは、その極意を学んできました。
自身のPodcast番組で「試合中に、対戦相手が脳震盪のチェックを受けることになった時、観客の熱を冷ますことなく試合再開まで耐えるにはどうしたらいいのか?」という質問を受けた彼は、ベビーフェイスとヒールの両方の立場からこう答えました。
もし相手が腕の立つヒールで、状況を理解しているなら……最初にやるべきことは、治療中の相手に何度か襲いかかろうとして、レフェリーに無理やり止めさせることだな。
逆に、もし俺がベビーフェイスなら、「攻撃的な懸念」を見せるよ。相手を叩きのめしたいが、大怪我をしてほしいわけじゃない、という態度だね。
要するに、試合が中断している間に、この事態への関心があるのかないのかを示す必要があるんだ。
彼の哲学は、先輩たちからの学びと自身の経験を君合わせたものです。WWEでの活動初期に、彼はフィット・フィンレーから「負傷による中断時の最高の対応」を学んだといいます。
ある選手が酷い受け身をとって、試合が数分間ストップしたことがあった。ドクターがフィンレーの対戦相手であるベビーフェイスをチェックしている間……フィンレーはヒールとして観客を煽り続けていたんだ。リング上をウロウロしながらな。
そして、フィンレーはレフェリーを通じて、相手選手にこう伝言させた。「立ち上がって動けるようになったら、合図で試合再開だ。すぐに俺に飛びかかってきて、俺をボコボコにしてくれ」とな。実際に再開のゴングが鳴ってその通りにすると、観客のボルテージは一気に最高潮に達したよ。
AEWの重鎮として、彼は若手たちに経験を伝えています。頼れるベテランの存在は団体の成長に欠かせません。
(Wrestling Inc)
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