2019年10月14日に開催された新日本プロレス”King Of Pro Wrestling”は波乱の大会になりました。12日に関東に上陸し、猛威を振るった台風19合の影響でザック・セイバー・ジュニアとジョン・モクスリーが来日できず、当日にカードが変更されたのです。特にモクスリーはIWGP USヘビー級王者だったため、影響は甚大なものになりました。ジュース・ロビンソンを相手に行われる予定だった防衛戦は中止、タイトルも返上されてしまったのです。大会ではジュースとランス・アーチャーによるタイトルマッチが行われ、アーチャーが勝利。タナボタとはいえ、新日本では初となるシングル王座を腰に巻くことに成功したのです。
そして今日、新日本広島大会で行われたアーチャー&鈴木みのる組の試合後、モクスリーが会場に乱入!2人にデスライダーを決め、「俺のベルトを東京ドームで取り返す。デスマッチでな」と宣戦布告したのです。レッスル・キングダム14で2人のタイトルマッチが行われることはほぼ確実になりました。
「ベルト・バック・トーキョードーム‼️」
元IWGP US王者の@JonMoxleyが広島・グリーンアリーナに登場‼️
現・IWGP US王者の@LanceHoytと場外で大乱闘🇺🇸💥‼️
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AEWとフルタイム契約を結んでいるモクスリーと新日本の契約は2020年1月5日まで。彼のレッスル・キングダム参戦は確実視されており、カードも予想通りになりました。個人的に注目しているのは、鈴木みのるとモクスリーが絡んだこと。以前からお互いに対戦を希望していた2人の絡みがこれっきりで終わるなんて、ないような気がしています。
AEWでデスマッチをすることが多いモクスリーにとって有利なルールでの試合になりそうですが、アーチャーの底力も見てみたいですね。