レッスルマニア42に多数のセレブリティが参加したことで論争が巻き起こったプロレス界。彼らの起用にはメリットも大きいものの、気をつけなければならないこともあります。
レッスルマニア42には、コーディ・ローデスとランディ・オートンの抗争にパット・マカフィーとジェリー・ロールが参加し、さらにIShowSpeedやリル・ヨッティも会場を大いに沸かせました。ただし、彼らを起用しすぎると本来のストーリーが機能しなくなったり、ファンの期待を裏切ったり、選手のチャンスを奪ってしまうことにも繋がりかねません。適切なマネジメントが求められます。
セス・ロリンズは、最新のインタビューで「外部のスターを起用することは新規層の獲得につながるが、適切な頻度に留めるのがベストだ」と考えていることを明かしました。本職には勝てない…ということを、自身のスポーツメディアへの進出、愛してやまないNFLの番組に出演していることを例に出して説明しています。
セレブリティの参戦自体は気にしていないよ。この業界にはバランスが必要だと思っている。俺だって、出過ぎるのは良くないだろ。実況席に座って出しゃばる俺なんて、誰も求めていないはずだ。俺はケビン・ハーラン(著名なスポーツ実況者)にはなれないし、トム・ブレイディ(NFLのレジェンド)のような専門知識も持っていない。あくまで、時々顔を出すくらいがちょうどいいんだよ。
プロレスも同じだと思う。パット・マカフィーが参戦したとき、大きな反発があったよね。コーディ・ローデスとランディ・オートンの20年にわたる歴史があるレッスルマニアのメインストーリーに、彼がいきなり組み込まれたんだから。ファンも「それは違うんじゃないか」と感じたんだろう。
でも、パットが解説を務めたときは素晴らしい仕事をした。試合も何度かこなしているし、NXTでの試合は最高だったね。グンターとの一戦も、素晴らしい内容だったよ。
つまり、適量が大事なんだ。Speedやバッド・バニーも、たまに登場するから業界にとってプラスになる。そうすることで、普段俺たちのことを見ないような異なる層の人たちに、俺たちの活動を知ってもらうきっかけになるんだよ。
コーリー・グレイブスは「セレブリティ起用が上手くいくかはタイミング次第だ」と持論を語っていました。無闇に投入するのではなく、適切に起用することが大事。親会社TKOはセレブリティの活用継続を公言しているので、2027年のレッスルマニア43も賑やかになるでしょう。あとは、彼らをどう活かすか…。

また、セスは世界的ミュージシャンであるバッド・バニーのWWE適応能力の高さ、努力を惜しまない姿勢を絶賛しています。
バッド・バニーがWWEで試合をすることの重要性を、みんな過小評価しているんじゃないかな。彼は現代のマイケル・ジャクソンだよ。彼は世界中のコンサートやスタジアムを完売させる、文字通りトップ中のトップだ。
何十万人という観客を動員する男が、WWEで戦うことに興奮し、やる気に満ち溢れ、努力を惜しまないんだよ。試合当日だけ現れて「まあ、なんとかなるだろう」なんて態度は取らない。彼は「リングを用意してくれ。トレーニングが必要だ。コーチをここに送ってくれ」と自ら志願するんだ。
(Fightful)
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