今週放送されたDynamiteの最新回では、これまでとは異なる会場が利用されていました。
2019年10月2日のDynamite放送開始以降、AEWは全米各地をツアーしてライブショーを開催し、その様子をDynamiteで生放送するというスタイルで番組制作を行ってきました。しかし、新型コロナウイルスの流行拡大によって大規模な集会の開催が困難になってからは、団体オーナーのシャヒド・カーンが建設に深く関わったフロリダ州ジャクソンビルのデイリーズ・プレイスを拠点とし、無観客で放送するというスタイルに移行したのです。
しかし、先日フロリダ州で自宅待機命令が出されたほか、会場近くの会場が新型コロナウイルスの検査センターとして利用され始めるなどの影響を受け、収録会場を移動せざるを得なくなりました。
Dynamiteの最新回で使われていた新たな会場は非公開とされていましたが、報道によれば、ジョージア州ノークロスにある”The Nightmare Factory”(Codyが所有するトレーニング施設のあだ名)なのだそうです。
フロリダ州のお隣の州で、かつ副社長が関わっている施設ということもあり、次なる拠点にふさわしい場所だと言えるでしょう。現地時間3月31日にここで大量の収録が行われたという話もありました。しかし、レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、ジョージア州でも外出規制が出たことにより、AEWは別の会場を探さなければならないようです。全米でこのような規制が行われているため、AEWは会場探しがさらに大変になっていくことが予想されます。
ちなみに、フロリダ州オーランドにあるパフォーマンスセンターで収録を行っているWWEには、レッスルマニア36の後で休みに入ることを検討するかも、という噂があります。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc, SESCOOPS)