レジェンド VS レジェンド。
現地時間5月27日に放送されたAEW・Dynamiteでは、5月23日放送のPPV”Double or Nothing”でのスタジアム・スタンピード・マッチ(Stadium Stampede Match)でThe Eliteに破れたクリス・ジェリコ率いるユニット”The Inner Circle”の激励会セグメントが放送されました。
そこで、ジェリコは2010年に起きたとある出来事について言及しました。2010年1月、ジェリコはRAWタッグ王者チームのD-Generation Xに挑戦しました。パートナーはゲストのマイク・タイソン。試合中、タイソンはジェリコを裏切り、強烈なパンチでノックアウトしたのです。
“Double or Nothing”でTNT王座決定戦の勝者にタイトルベルトを贈呈したタイソンは、今日の放送に登場することが事前予告されていました。激励会中、彼は元UFC世界バンタム級王者のヘンリー・セフード、元UFC世界ライトヘビー級王者のラシャド・エヴァンス、元UFC世界ライトヘビー級王者のビクトー・ベウフォートらを従えて登場。ジェリコは「10年間、この時を待っていた」と発言し、10年前に裏切った件についての謝罪を要求しました。
すると、タイソンは着ていたAEWのTシャツを破り捨て、53歳とは思えない見事な肉体を披露します。しびれを切らしたジェリコはタイソンを突き飛ばし……大乱闘に!
どう考えても2人の抗争が始まるわけですが、疑問なのは、なぜタイソンはUFCファイターたちを従えていたのか、ということです。
レスリング・オブザーバーによれば、ベウフォートは”Double or Nothing”の会場を訪れていたそうです。彼が契約している格闘技団体ONEは、Dynamiteを放送するTNTとも契約しています。
凄いことになりそう。